2010年9月30日木曜日

就職難を憂う

またまた雨模様の天気に逆戻り、秋晴れのすがすがしい天気から一転、秋の長雨といった一日でした。
今日は五反田で仕事終わりで、それから約束していた大学時代の友人と五反田の居酒屋で飲みました。都内に何店舗もある魚のおいしい居酒屋で、特に刺身中心に新鮮で、その割には値段が安い店なので、いつ行っても混んでいて、今日も案の定雨にも関わらず、お客でごった返していました。
今日一緒に飲んだ友人は今就活中で、今日はついつい今の景気の悪さと転職市場の厳しさの話になりました。自分も一昨年失業の時期があり、その間の不安感と焦燥感は結構ひどく、友人がまだ1ヶ月の休職期間にも関わらず、時間があることで不安感が増してくるという気持ちはよくわかります。昨今の日本の景気の悪さは本当に極端な閉塞感を産んでいて、失業率に拍車をかけています。働くということはそもそもどういうことなのか最近考えます。単に生活のため、食べていくために働くというのが世の大部分の人の当たり前の考え方だと思いますが、社会とつながって、社会貢献して、その見返りとして対価を貰うのが働くということだとしたら、今のご時勢、そのチャンスさえも提供してもらえないというのは、一体どういう社会なんだと思います。企業は保身のため、コスト削減のため門戸を閉ざし、雇用しようとしない縮小均衡していくしかない状況になっていると思います。年齢、業界での経験、学歴等スペックという言葉で人をロボットのように規定してしまう世の中って本当に不幸だと思います。特に今の若い世代に希望を与えない世の中にどうしてなってしまったのかとついつい悲しくなってしまいます。

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